「デザイン」と聞いて何を思い浮かべる?
おしゃれなポスター、かっこいいWebサイト、きれいなロゴ。デザインと聞くと、こうした「見た目をきれいにすること」を想像する方が多いかもしれません。
でも、デザインの本質はもっとシンプルです。
デザインとは「情報を、届けたい相手に、正しく伝わるように設計すること」です。
デザインとアートの違い
よく混同されますが、デザインとアートはまったく別のものです。
デザイン | アート | |
|---|---|---|
目的 | 相手に情報を伝える | 自分の感情や考えを表現する |
評価基準 | 伝わったかどうか | 共感や感動 |
出発点 | 「誰に・何を・なぜ」 | 自分の内側 |
つまり、デザインには必ず「誰に」「何を」「なぜ」という目的があります。見た目がきれいでも、伝わらなければ良いデザインとは言えません。逆に、シンプルでも正しく伝わるなら、それは良いデザインです。
1 伝える 情報を届ける 2 解決する 課題を解消する 3 導く 行動を促す 4 整える 見た目を設計する
デザインの4つの役割
デザインは「問題解決」の技術
もう少し踏み込むと、デザインとは「問題解決」の技術です。
- 「この商品の良さが伝わらない」→ 伝わるデザインにする
- 「操作方法がわかりにくい」→ 直感的にわかるデザインにする
- 「申し込みが増えない」→ 行動したくなるデザインにする
「きれいにする」が目的ではなく、「課題を解決する手段」としてデザインがある。この視点を持てると、デザインの学び方が変わります。
デザインを学ぶと変わる3つのこと
1. 「伝わる」ものが作れるようになる
会議資料、企画書、SNS投稿。デザインの基本を知ると、同じ内容でも相手への伝わり方がまったく変わります。「見やすい」「わかりやすい」と言われるようになります。
2. 「見る目」が養われる
街中の看板やWebサイトを見たとき、「なぜこの配色なんだろう」「なぜこのレイアウトなんだろう」と考えられるようになります。この「見る目」は、作る力に直結します。
3. 仕事やキャリアの幅が広がる
バナー制作、SNS運用、Webデザインなど、デザインスキルがあれば選べる仕事の幅が一気に広がります。本業にプラスすることで、市場価値も上がります。
デザインはセンスじゃない
「自分にはセンスがないから......」と思っている方。安心してください。
デザインはセンスではなく「ルール」です。ルールを知れば、誰でも今よりずっと良いものが作れます。
近接・整列・反復・コントラスト。この4つのルールを知っているだけで、デザインの質は大きく変わります。このコースで、このルールを一つずつ学んでいきましょう。
センスがない... と思い込む ルールを学ぶ 4つの基本原則 応用できる! 誰でも良いデザインが作れる
デザインはセンスではなく「ルール」
この章の記事
- デザインって何? ― デザインを学ぶと変わること
- デザインの仕事を知る ― どんな働き方がある?
- デザインの対象を知る ― Web・紙・アプリ・SNS
- デザインの進め方 ― プロはこう考える
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